マインドセットを変えるために避けたい3つの悪習慣

マインドセットとは物事に対する自分の考えをいいます。しかし、マイナスオーラを持つマインドセットを持っていては、物事がうまくいくことが少なくなります。理由は、自分自身がそうするように行動しているからです。

できればプラスに働くマインドセットを持って、物事が自然とうまくいくようにしたいと思うのではないでしょうか。

本記事では、まずマインドセットを変えるために避けたい悪習慣についてご紹介します。もし、マインドセットを良い方向に変えていきたいのであれば、紹介する悪習慣に自分があてはまっていないかを確認して自分で認識しておくことが重要です。

3つの悪習慣とは

マインドセットが低い状態(マイナス面に働いている)の人の多くは次の3つの悪といえる習慣を持っています。
・待つ
・誰かのせいにする
・振り返らない

ひとつひとつご説明していきますね。

待つ

はっきり言ってダメな習慣の代表格といえるのがこれ。待つこと。

例えをいいますと、、、
・ためになる話を聞いた!けど今は無理だから時期が来るまで待とう
・起きた問題に言い訳はする、けど解決に向けては様子見しよう
・やろうと思っても期限はまだ先だから、待つ
・判断は早いほうがいい、でもあと1日考えたいからちょっと待ってね
・きっと誰かが動いてくれるのを、待つ
・頭の中ではできると思っている。だからやるべきときがきたらやろう
・不満を持つ上司がいつか変わってくれるのを、待つ
・自分にはやりたいことがある。でも勉強不足だから少し待とう

ダメな習慣といえる理由は、自分の行動を自分で押さえ込んでいる点にあります。

待つという行動の裏にあるのは、つぎの3つが大きく働いています。
1.自信がない
2.期待している(から何もしなくていい)
3.逃げたい

自信がないのは分かると思うので、2と3について少し詳しくお話しますね。

2の期待している、とは相手が何かしてくれるだろうという期待をもっていることです。

もっといえば、相手が変わってくれるだろう、相手が気付いてくれるだろう、相手が動いてくれるだろう、ということです。

例えば、ある上司に対して社内のみんなが嫌になっています。その上司と関わるときはみんな揃って同じ雰囲気をだしている。上司もさすがに気付いて変わってくれるだろうという気持ちをもったことはありませんか。

他には、仕事が辛いという空気をかもしだして仕事をしていれば、きっと誰かが「大丈夫?手伝おうか?」といった声をかけてくれることを期待したことはないでしょうか。

期待しているというのは、自分は何もしないけど相手が何かしてくれるはずだという感情がかくれているのです。

3の逃げたい、とは文字通り逃げたいという気持ちです。判断から逃げたい、現実から逃げたいといったことですね。

これは変化することへの恐怖心からくる場合がほとんどだといえます。人間は現状維持が心地よいとされ、現状維持から外れた行動に対して恐怖心を覚えるものです。

この逃げたいという感情の裏には、時が来るまで待つ、つまり何かが向こうからやってくるのを待つという期待が含まれています。

これらの行動の裏にある3つの感情が、待つという習慣をつくりあげているんですね。マインドセットを良くしたいなら、速攻捨てて欲しい習慣です。

誰かのせいにする

問題が起きたとき誰かのせいにしたことはないでしょうか。例えば以下のように。
・相手が指示したことと違ったことをしたので、何だあいつ!
・上司の指示通りにしたが、うまくいかず怒られた。お前のせいだろ!
・相手の助言にしたがった結果うまくいかなかった。あのやろー

これも良くない習慣です。誰かのせいにするというのは自分のせいじゃないと言っているのと同じことになります。

でもマインドセットを変えたいのであればこの習慣とは即縁を切るべきです。

理由は自分ごととして捉えることができない限り、マインドセットを良い方向に変えていくことはまず無理だからです。

よく考えればそうですよね。マインドセットを変えるために〇〇をする必要があるとします。

〇〇をしたけどうまくいかなかった。いや、教えてもらったあいつのせいだし。てなったらそこで思考が停止しますよね。

それ以上うまくいかなかったことについて考えようとしないと思いませんか。

こうなると自分ごととして意識しないのと一緒です。どれだけ重要な点を学び取れるできごとだったとしても忘れ去られておしまいです。

振り返らない

もしくは振り返れない。これもマインドセットを変えるためには問題となります。

振り返らないとはどういうことか。

例えば、明らかに自分が原因で起きた失敗があるとします。起きた失敗を次に活かすにはどうしたらよいと思いますか。

そう。何が原因で失敗したのかを知らないといけないですよね。原因が分かったあとにする質問は、どうやったら同じ失敗をしないで済むかです。

そのためには起きた失敗を振り返る必要がどーしてもでてきます。なのに、振り返ることをしなかったらどうなるでしょう。

同じ失敗を繰り返すことになりますよね。たいていは一度でも振り返って頭を使えば避けられる失敗がほとんどです。

でも振り返らないでいると、何で失敗したのかが分からないままになってしまうわけです。

 

まとめ

マインドセットを変えるなら避けておきたい以下の3つの悪習慣をご紹介しました。
1.待つ
2.期待している
3.振り返らない

もし、自分がひとつでもこの中のことが習慣になっているようなら、すぐにその習慣とはおさらばしましょう。

マインドセットを良い方向に変えたいのであれば、ぶっちゃけ邪魔にしかならない習慣です。

悪習慣と縁を切って初めて、マインドセットを高くするための準備が整います。

マインドセットを受け入れるスペースをつくっておくようなものです。

ぜひ、自分が当てはまっていないかを確認して、認識しておいてくださいね。

 

PS.

正直、僕も以前そうでした。何をしようにも明日でいいや、とか誰かやってくれるでしょうみたいなノリでいました。自信もないから主体性を持って動くこともありませんでした

さらに振り返ることを意識的に避けていたので同じ失敗を何度も繰り返してました。

自分を変えたいと思ってマインドセットを変えるセミナーや教材を試しても一向に変化はありませんでした。

原因は、、、これらの悪習慣が足を引っ張っていたからにほかなりません。

変わるためには絶対にエネルギーが必要です。マイナス面でエネルギーを使っている場合じゃないよってことをお伝えしておきたいですね。

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