自由が欲しいなら責任を負え!

  • 2020年3月27日
  • 2020年3月27日
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自分が好きなセールスライターが手本にしている、ダイレクト・マーケターの世界的権威だった故ダン・ケネディがつねに言っていた言葉がこれ。

 

「人生を自分の自由にコントロールしたければ、それに対する全責任を負うことだ」

 

自分もたまにそうですけど、何かうまくいかないことがあったときに、自分以外のせいにしていないでしょうか。何か不満を感じたときに、人のせいにしていないでしょうか。

 

  • 給料が上がらないのは「政府」のせいだ

  • 残業が多いのは「上司」のせいだ
  • 仕事がうまくいかないのは、あいつのせいだ
  • 気分がわるいのは「天気」が雨のせいだ

 

人のせいにしたり、自分以外のせいにすることはとっても簡単です。だって、「自分はわるくない」と思えばいいだけですからね。「自分はわるくない、わるいのは〇〇だ」と口にしている人はとても多いように思います。

 

自分はこの「100%の責任を持つ」ことを始めてから、自分でコントロールすることが増えました。というか、考え方があきらかに変わったんだと思います。誰かのせいだと思うことは、「自分の行動の選択を、他人にゆだねている」と同じ意味です。

 

例えば、悩んでいたときに相談した相手から、「〇〇したほうがいいよ」とアドバイスをもらったとします。そして、そのアドバイス通りに行動した後の結果が、まったくうまくいかなかったとき、あなたはどう思いますか?

 

アドバイス通りにしたのに、うまくいかなかった・・・アイツのせいだ

 

もし、こんな風に思ったなら要注意です。理由を言う前に質問です。自分の未来はどうやって決まると思いますか?努力でしょうか?運でしょうか?

 

自分の未来は「現在のあなたの選択の連続」で決まります。

 

ちょっと分かりづらいかなと思うので、説明します。例えば、2択で悩んだときどちらか一方を選ぶはずです。Aなのか、Bなのか。それともCという選択肢を考えて実行するのか。どちらにしてもAをとるか、Bをとるかは自分自身が決定の意思をだします。

 

意思が固まることで実行にうつします。その実行がZという結果を生み出すのです。では、相談相手がBがいいよと答えたので、あなたはBを選び実行し、Xという失敗を経験したとします。「なんだよ、アイツ」と思ったとしたら思い返してみてほしいのです。

 

Bという選択肢を選んだのは、誰なのかということを。

Bという選択肢を選んで実行にうつしたのは誰なのかということを。

 

もしも、あなたが生きるためにCを殺せ、と言われたらどうしますか?実行しますか?実行したとしたら何を思いますか?

 

Aだろうが、Bだろうが、Cだろうが、どれを実行するか決めるのは「自分自身」です。実際に行動にうつすかどうかも「自分で」決めているんです。誰かが言ったからそうした、というのはあなたの選択肢が他人にコントロールされているということになります。

 

「Bという選択肢はどうも気乗りがしないけど、あの人が言うなら」と実行したのも自分自身であるなら、Bという選択肢を断ることもあなたはできるんです。

 

にもかかわらず、誰かのせいだ、政府のせいだ、お客のせいだ、あいつのせいだ、といって自分を不幸者のように扱っているのは、結局のところ「自分に責任を持てない」からだと思います。

 

自分に降りかかる出来事は第三者の影響を受けていると認めている行為が「自分は被害者だ」と思うことです。この気持がある限り、自分の人生を自分でコントロールできないと認めていることになります。

 

それって嫌だと思いません?

 

自分も前は、自分は被害者だと思ってた時期がありました。仕事でうまくいかないのを人のせいにしたり、頑張っても報われないのは会社の評価制度のせいだ、とか。けど、自分以外のせいにすると出てくるのが、愚痴や不満です。

 

会社おわりに飲みに行って、愚痴を言い合ったり、不満を話したり、そのときは気分がいいんです。あ~すっきりした、みたいに。でも結果は何も変わらないんです。同じようなことが二度、三度と続きます。

 

自分も副業や起業を考えていても、なにをしていいか分からないとき、ダン・ケネディのこの言葉に出会い、「試しにやってみようかな」とやり始めました。

 

考え方が変わりました

もしも、仕事で相手に伝えたことが伝わっていなくて失敗したとき、前だったら「何だよ、ちゃんとやってくれればうまくいったのに」と思ってます。ところが、全責任を自分で持つことで「自分は相手にきちんと伝えられていたのかな」「言わなくても分かってもらえるものだと勝手に思っていた部分があったかも」などの考え方をするようになりました。

 

そうすると、「次はどうやったら相手が誤解しないように正確に伝えられるのか」を意識するようになったんです。この意識があると、細かい指示を出したり、言葉だけではなく文章に書いたり、図面に図示するなどの自分主体の行動をとるようになっていました。

 

考えが変われば行動が変わる

 

という言葉があるように、自分で主導権を握るようになってきます。「自分が全責任を持つ」ことを実践して1年経ったときには、もう誰かのせいにしたり、自分以外のせいにすることは格段に減りました。理由は「自分が100%の責任を持つ」という意識があるからです。

 

自分で自分をコントロールできるようになると、イライラすることも減ります。なにかにつけて誰かのせいにしていると常に誰かにイライラすることになります。イライラするのは非常にエネルギーを使うものです。でも、誰のせいにもしないのであれば、感情的になることも少なくなり、無駄なエネルギー消費も少なくなりました。

 

ことあるごとに感情的になるの、疲れませんか?

 

それに感情的になるのは、他人の影響をもろに受けているのと一緒のことです。自分がエネルギーを注ぐべきは、「自分のやりたいこと」です。自分のやりたいことに集中してエネルギーを使えるからこそ、自分の人生も良い方向へ向かうのだと革新しています。

 

自分はいま下記のように自分に言い聞かせています。

「自由が欲しいなら全責任を負う。たとえ、相手が100%わるいとしても」

 

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