読み返すことで分かる「読書」の本質

  • 2020年3月26日
  • 2020年3月27日
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いま読書してますか?

自分はセールスライティングについての勉強をしている最中です。セールスライターの存在を知ってから、かれこれ5年間くらいたちます。学んでは間をあけ、また学んでは、、、を繰り返していて、現在は少量だけど「コンテンツライター」としての仕事もしてます。(よくいうクラウドソーシングで受注しているわけではなく、現役でコンテンツライター、DRMマーケターとして活動されている起業家のかたのお手伝いという形でしています。)

 

「金持ち父さん、貧乏父さん」(ロバート・キヨサキ著)を知り、読み始めたことで「読書」が大好きになりました。それまで、本を読んだのは小学生くらいか?と思うほど本とは無縁の生活だったし、本にふれあおうとも思いませんでした。

 

あるきっかけがあり、「どうしたらもっと収入をあげられるのか?」「どうしたらもっとお金を稼ぐことができるのか?」を探すなかで見つけたのが

セールスライティングというスキルがあるということです。

 

セールスライティングを初めて学んだ本があります。

 

「ウェブセールスライティング習得ハンドブック」(著:寺本隆裕)

 

この本を読み、セールスライティングの魅力に取りつかれ勉強をするようになりました。このときから起業やマーケティングにかかわる書籍を片っ端から読むようになったんです。とにかく本が好きになり、1日で1冊読み終えるほどどんよくに本から知識をえようとしていました。本屋に行くのが楽しみになりました。店頭にならんでいるビジネス書を手にとってはぱらぱらと読み、別の本を手にとっては読み、平気で1時間以上立ち読みするようになりました。

 

本を読むだけでおわらせないように・・・

本は読んで満足することが多いものです。内容が頭にはいっていないのに、本を読み切ったという事実が嬉しくて満足して、「あ~良い気分♪」みたいな感情になることもありました。けど、自分が本を好きで読む理由の根底にあるのは、「セールスライターになりたいから」ということに最近気付いたんです。

 

正確には「セールスライターで起業して、自由に生きてやる!」ためなんですけどね。そのためには、人一倍に努力をすることも必要、ライティングの経験も必要、マーケティングの知識も重要なんだってことを強く感じています。

 

本に書いてあることを自分の記憶に定着させるために、本に自分の気づきを書き込むことを3年前からはじめました。なので、本の隅にその時の自分の気持をメモしたり、下線をひっぱって気付いた点を書き込んだりしてます。

 

それでもなかなか書いてあることを、完全に理解するのは難しいものです。理解するためにはアウトプットが必要だ、と尊敬しているセールスライターの方も言っているので、アウトプットのやりかたを変えてみることもしてます。

 

3年後に改めて読んでみて

先ほどご紹介した「ウェブセールスライティング習得ハンドブック」ですが、ここ3年間まったく読んでいなかったんです。勉強してるって言ってたのに?と思われても仕方ないんですけど・・・正直、何をしていいのか分からない状態が最近の状態でした。

 

ただ、何をしていのか分からないなりにもがくことを続けていて「初心に戻る」ことに気付いて、あらためてセールスライティングを知るきっかけをくれた本を読み返してみました。すると何が起きたか、、、

 

「ああ、そうか!そういうことだったんだ!」

 

この感情がでたときはヤバかったですね。3年前は「分かったつもり」だったと思います。でもあらためて読み返して完全に著者が何を言いたかったのかが理解できたんです!

 

本にはこうかかれていました。

”起業準備中の人の最大の問題は「何を売るのか?」「何で起業するのか?」が決まらない、ということなのですが、これは、最初に決めてはいけないことなのです。

(中略)

それは、今、言ったように、すばらしい商品を作ることではありません。それは、商品を「売る」スキル・技術を身につけることです。”

 

自分の根底にある「セールスライターになりたい」という気持ちに気づく前まで、とにかく副収入をあげたくて「自分の商品をどうやったらつくれるのか」を考えることが多かったように思います。自分の商品さえあれば、「売るもの」があるからセールスライティングも自分でできるし、売るものができたほうが実績にもなる、と考えてたからです。

 

ただ、自分がセールスライターになりたかった理由は、収入面もそうですが、「商品の持つ価値をただしく伝える技術」に魅力を持ったからです。「売れる商品」にはある条件があります。その条件を作り出すのがセールスライティングだと知ったとき、鳥肌がたつほど気持ちが揺さぶられたのを覚えています。

 

改めて本を読み返したときも、同じ感覚でした。「自分は商品を売る技術を身に着けたかったんだ」ということを思い起こさせてくれたわけですから。

 

読書の本質

間をあけて読むことだと思います。数年前の自分が読むのと、現在の自分が読むのとでは明らかに感じ方は違います。知識の乏しい3年前と、ある程度の実践と知識のある現在で読むのとでは気づく点も変わります。

 

過去の自分は分かったつもりでいた本の内容を、いま読み返してみたときに「どう感じるのか?」を分かることも大切です。自分が成長しているのか、していないのかも本を読んだ後の気持ちを感じることで理解できます。

 

最近は数年前に読みきったけど、それ以降読んでいない本を「辞書」のように使っています。何か悩みや考えごとがでたときに、「あ、あの本に似たようなことが書いてあった気がするな」と本の目次を見てピンときたらその箇所を読む、みたいに。

 

何年経っても本に書いてある本質的なことも変わらないですしね。その点に気付けるか気づけないか、自分にとって腑に落ちるかどうかは本を読み返すことで感じることができるものなんだと思います。

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